無題ドキュメント






  「長期漬け込み」というと良い響きがしますが、明太子の場合は調味液に漬け込みすぎると出汁を必要以上に吸ってしまうため、塩抜きや出汁抜きといった余計な加工作業をしなければなりません。必要以上に漬け込んだ明太子は粒感がなく、不自然な味になりやすいのです。
味蔵は、最も美味しく食べられるようにと考え、調味液に二日程漬け込みます。これが味蔵のおいしさの基本。
 調味液は、味付けのためではなく明太子の持つ美味しさを引き出すために使います。新鮮で良い卵であれば、その深い味わいとたらこの美味しさすべてを堪能していただくために濃い味付けは必要ないのです。絶妙の漬け込み時間のおかげで、ぷちぷちっと口の中ではじける明太子本来のしっかりした粒感が楽しめるのも、味蔵ならではです。


 長崎沖の海洋深層水を天日干しにした塩が使われています。
辛子明太子の味の基本となる唐辛子は、京都の老舗問屋でブレンド。中身に浸透する唐辛子粉に三種類。風味を生み出す唐辛子に三種類。厳選した唐辛子を味蔵独自のレシピで丹念にブレ度して使っています。

さらに、味の深みとまろやかさを出すために、元味と上味をつける工程を分けた二回仕込みを採用しています。その上、明太子のタンパク質が旨さの素でもあるアミノ酸に変化するまでタイミングをはかり四八時間熟成を採用しています。

「素材にこだわるのはあたり前。大切なのは、良いものを調和させる職人の技」。良い素材を最良のハーモニーでお届けする、それが味蔵の辛子明太子です。